先日、toyaku.comが制作するiPadアプリ「日本薬局方」電子書籍が、薬局開設時に必要な要件を満たしていた、という1例目の報告がありました。http://www.toyaku.com/wp/?p=573
toyaku.comでも、引き続き調査をしていましたが、厚生労働省の見解をお聞きしましたので、記事にさせていただきます。
「薬局等構造設備規則(昭和36年2月1日厚生省令第2号)(以下「規則」という。)において、薬局は、調剤及び試験検査に必要な書籍を備えていることが必要とされており、「日本薬局方」は当該備えていることが必要とされる書籍のうちの一つです。
当該書籍は、上記規則によれば、「磁気ディスク(これに準ずる方法により一定の事項を確実に記録しておくことができる物を含む。)をもって調整するものを含む」
現時点で薬局を開設するときには、紙媒体の日本薬局方が必要と言う事が通説とされてきましたが、実際は現時点でも、磁気ディスクでも可能ということです。
そして、肝心のiPhone,iPadアプリ「日本薬局方」電子書籍ですが、
お申し出のiPhone又はiPadのアプリケーションは、「日本薬局方」を
検索及び閲覧することのできるものとのことですが、部分的にインター
ネットのオンライン上で利用するものとお見受けします。その点で、
「磁気ディスク(これに準ずる方法により一定の事項を確実に記録して
おくことができる物)」とみなせるものなのか、疑義があるところです。
「インターネット回線に問題が生じる場合等もあることが予想されることから、他の方法を利用するなど、常時、「日本薬局方」を閲覧できる方策が担保されているという状況であれば、法令上不可かと言われれば不可とは言えない」
これはiPhone,iPadアプリがインターネットに繋がっていないと利用できないと思われた点よりの解釈であります。「日本薬局方」アプリは、初回時にはインターネット回線が必要ですが、2回目起動時以降においては、(ただしメールアドレスの登録を1回目にしておく必要があり。)インターネットの接続の必要はありません。
したがって、iPhone,iPadに「日本薬局方」がインストールされていれば、紙媒体の日本薬局方は必要ないことになります。これから、薬局を開設される方は、是非この方法をご利用ください。浮いたお金をiPhone,iPadの費用にあててください。
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